ニューバランスのスニーカーを知識がないまま購入しても良いのか?
価格もバラバラで複雑な数字(996や574)がつけられたニューバランスのスニーカーは見た目だけではどれを選んだら良いのか分かりません。
ほとんどの人が何も知らないまま996や574、1400などの人気モデルを購入しています。
当サイトではニューバランスの価格の違いや番号に込められた意味について詳しく解説。
デザインや履き心地の違いまで細かく紹介しているので、これからニューバランスを購入する人は参考にしてください。
以下のページではニューバランススニーカーを番号別に紹介。気になる番号があればチェックしてみてください!
※ニューバランスの最新人気ランキングは公式サイト にて掲載されています
ニューバランスの価格の違いについて
まずは多くの人が一番気になる「価格の違い」について。
ニューバランスを買うにあたり最初の壁が価格の違いだと思います。
でもこれは本当に単純で、
値段の違い = 生産国の違いです。
ニューバランススニーカーの生産国には主に3つの種類があります。
アメリカ | イギリス | アジア(中国など) |
高い | 高い | 安い |
20000円~ | 20000円~ | 6000円~15000円 |
ほとんどが20,000円以上になります。
反対に「中国製」や「ベトナム製」などのアジアで生産されたニューバランスは価格が安いです。
参考価格ですが、アジア製のニューバランスはだいたい6,000円~15,000円で購入することが出来ます。
- アジア製は安価
- アメリカ製、イギリス製は高額
全てではありませんが、生産国は品番によって決まります。
※ニューバランスの価格の違いについては別ページとYoutubeチャンネルでも詳しく解説していますので、良かったら見てください!
- MRL996
- M1400
- ML574
- M996
- M576
- M997
- M1500
- M998
- M1300
ニューバランスの生産国について
アメリカ製とイギリス製のニューバランスが高額でアジア製のニューバランスは安価だと紹介しましたが、生産国についてさらに詳しく掘り下げます。
- アジア(中国やベトナム)=大量生産
- アメリカ、イギリス=少量生産
分かりやすく言うと、アジアで生産されたニューバランスは工場の機械で大量生産。
それに対し、アメリカやイギリスで作られるニューバランスは一つ一つハンドメイド(もちろん機械も使いますが)で作られています。
そのため、アメリカ製・イギリス製のニューバランスは一足ごとのコストが高くなり価格も高額です。
さらに、アメリカ製とイギリス製でもそれぞれ特徴が違います!
以下、ニューバランスの定番モデルを生産国別に振り分け、それぞれのページで特徴を紹介しています。
USAモデル(アメリカ製)
アメリカ製のニューバランスは最新の技術が搭載された「テクノロジー」を重視したシリーズです。
ニューバランスが最も力を入れている990シリーズの最新作も毎回アメリカ製で発売されています。
ちなみに、現在(2023年1月)の最新モデルは990v6です。
USAモデルはニューバランスのクラシックなイメージと機能性が重視されています。
クッション性に優れたモデルが多く、ニューバランスのスニーカーを履いたことがない人は虜になる履き心地です。
UKモデル(イギリス製)
UK製のニューバランスは高級感を重視したシリーズです。
代表的なモデルだと576や1500は特に高級感があり、大人の男性に人気があります。
また、UK製モデルは高級感が重視されているため、生地がレザーのモデルが多いです。
レザーの生地が多いためか、オールデンやトリッカーズを愛用する革靴ファンからは特にイギリス製のニューバランスは人気があります。
履き心地はクッション性よりも安定感が重視されているモデルが多い印象。
クッション性に優れたモデルが多い、USA製とは違った良さがあります。
アジアモデル(中国やベトナム製)
アメリカ製・イギリス製のニューバランスはファッションに関心のある人からすると、購入する気になる価格帯ですが、ファッションにそこまで関心のない人にはアジア製がやっぱりおすすめです。
アジア製だからといって見た目がダサかったり履き心地がものすごい悪いなんてことはありません。
高いニューバランスと安いニューバランスを見比べたり、履き比べたりして違いが分からなければアジア製の安いニューバランスを購入するのが賢い選択でしょう。
最初にも紹介しましたが、実際一番履かれているニューバランスはアジア製の996です。
ちなみに、ニューバランスの番号をアメリカ製、イギリス製、中国製に分けてみて気付いた方もいると思いますが、同じ番号でも番号の前にあるアルファベットの違いで生産国が違うこともあります。
例えばニューバランスの中でも一番人気のある996はM996がアメリカ製でMRL996はアジア製です。
つまり番号で選んでも、思っていた生産国ではない場合もあると言うことです。
アメリカ製だと思って996を購入したら実はアジア製の996だった。そんな勘違いを防ぐためにはニューバランスを購入するときは番号だけでなく生産国にも注意して購入しなければなりません。
また、アジア製は大量生産でアメリカ・イギリス製はハンドメイドだと紹介しましたが、生産される数には雲泥の差があります。
そのため、アメリカ製、イギリス製のニューバランスはものによっては発売後すぐに完売していまうことも珍しくないです。
気に入った一足があれば、早めに購入するのが良いでしょう。
ニューバランスの番号や英字の種類について
ニーバランススニーカーの名称は以下のような番号とアルファベットの組み合わせで決まります。
例
- M996G
- W574BW
- CM1500RB
ナイキで言うと「エアマックス」、アディダスで言うと「スタンスミス」など、それぞれのスニーカーに名称がありますよね。
ニューバランスの場合は例で上げたようなアルファベットと数字の組み合わせがスニーカーの名称です。
ここからは、この数字とアルファベットに込められた意味について解説していきます。
数字の前のアルファベット
生産国、メンズ、レディースの判別
頭文字のアルファベットはそのスニーカーがどんな作りなのかを表しています。
例えば女性用なら「W」(Wommen)がつきます。
画像のように「M」がついていれば男性用(Mens)、「U」(ユニセックス)が付くと男女兼用です。
ちなみに、CMがついていたらアジア産(ベトナム、中国)なので安いモデルになります。
- W:女性用
- M:男性用
- U:男女兼用
- CM:アジア製の安価なモデル
もちろんWがついていてもサイズが合えば男性でも履きます。
反対にMがついているからと言って女性が履けないわけではありません。
あくまでもそのシューズがどんな仕様なのかを表しているだけです。
M、W、MRLなどについては以下のページで分かりやすく解説しています。
996や574などの番号について
フォルム(形)やスニーカーの用途
番号からは、そのスニーカーがどんな種類なのかが分かります。
例えば990番台の996や997はニューバランスのスニーカーの中でも細身のモデルです。
500番代の574は990番代に比べてゴツゴツした作り。
1000番代となるとハイテク感が増します。
番号によってそれぞれ目的が違うので、スニーカーの構造が変わってきます。
ちなみに、数字が高いと価格も高くなるという情報もありますが、これはちょっと曖昧な情報。
昔は数字によって金額が決まっていた(1300は130ドル等)ので、その情報は正しかったかもしれませんが、現在ニューバランスのスニーカーは種類もかなり増え、数字が金額に比例しているとは言えません。
ただ、実際に数字が高いモデルは金額も高い傾向にあるため、完全に間違った情報とまでは言えないのです。
番号を意識しすぎることもありませんが、以下のように大まかに3種類に分かれることだけは覚えておいたほうが良いでしょう。
- 500番台:トレイランニングモデル(ゴツゴツした道)
- 990番代:ロードランニングモデル(平らな道)
- 1000番代:フラッグシプモデル(500と990を合わせたような機能性)
番号についてさらに詳しく知りたい方は以下のページをチェックして下さい。
後ろのアルファベット
色や素材を表している
例えばGなら”GREEN”で緑。
Bなら”BLUE”で青です。
他にも素材を示すこともあり、Lがついていると”LEATHER生地”。あとはコラボモデルだと、コラボしているブランドのアルファベットが入ることもあります。
最近では574Sや247Sなど「S」が付くモデルが新しく誕生していますが、SはSPORT(スポーツ)のS。
スポーツタイプということを表しており、デザインはスタイリッシュ。
全体的に価格も安いのではじめてのニューバランスにもおすすめです。
ニューバランススニーカーの名称についてまとめると、以下のようになります。
- 前のアルファベット:性別や生産国などを表す
- 真ん中の数字:機能性や種類を表す
- 後ろのアルファベット:生地や素材や色を表す
この3つを覚えておくと、今後ニューバランススニーカーの買い物がさらに楽しくなるでしょう。
おまけ:シュータンの裏には製造年月らしき記載も
ニューバランススニーカーのシュータンの裏には様々な情報がプリントされています。
右のバーコードのような四角の上に03/2019とありますが、これはこの靴が製造された年月だと言われています。
このニューバランスは2019年5月に購入したものなので、時期的にも正しいと言えるでしょう。
スニーカーにはこのように知っておくとちょっと役に立つ情報がたくさんあります。
こういった情報を知ると、さらに愛着を持って履くことができるので、個人的に色々情報収集を怠っていませんw
ニューバランスのソール(履き心地)について
ニューバランスのスニーカーは種類によって使われているソール(靴の底、地面に触れる部分)が異なります。
ソール(履き心地)は個人差があるので、自分の履きやすい一足を探してみてください!
代表的なソールをぼくの適当な一言と共に簡単に紹介しておきますw
☆エンキャップ
安定感とクッション性に優れている (まさにオールラウンダー)
☆アブゾーブ
ショック吸収性と弾力性に優れている(とにかく歩くのが楽)
☆レブライト
軽い(まるで裸足のようだ)
完全に個人的な意見ですが、以下のページでは自分が履きやすいと感じたモデルを紹介しています。
これからニューバランスを購入する人は、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
ニューバランスの基本終了
このページを最後まで読んだ方は最低限のニューバランススニーカーの知識が頭に入ったはず。
ニューバランスのスニーカーを購入の際はSNEAKmでこんなこと書いてあったな、と思い出してくれると嬉しいです。
ちなみに、ニューバランスの購入は楽天やアマゾンのネットからだと種類が豊富で安く買えるのでおすすめ。
また、最新モデルのニューバランスをチェックしたい方は公式サイト がおすすめです。
ニューバランスの基本を知ったところでいよいよ「品番」選び
以下のページでは、ニューバランススニーカーを人気モデルや品番別に紹介しています。
- MRL996
- M1400
- ML574
- M996
- M576
- M997
- M1500
- M998
- M1300
品番によって履き心地も見た目も大きく異なるので、特徴を把握して自分のお気に入りの一足を見つけて下さい!