2017年9月、ついにニューバランスからカスタムスニーカーのサービスがスタートしました。
アメリカでは何年も前からあった「NB1」というサービスで、アジアでは今回の日本が初めてです。
インターネット上でカスタム可能なほか、原宿・六本木・銀座・札幌・大阪・藤井大丸などのニューバランスショップでもサービスを利用できます。
※NB1のサービスはコロナウィルスの関係で一時中断中です
「NB1」の価格は?
ニューバランスのスニーカーには多くの品番がありますがNB1でカスタム出来るのは現在の所、5種類となります。
998:29,800円~33,000円300:26,000円- 992:36,300円
- 997S:34,000円~
- M997:32,000円~34,000円
- 990v5:32,000円
- 574:26,000円
※価格は税抜価格。「M998」と「300」のサービスは終了。代わりに「M997」と「997S」のサービススタートしました
ニューバランスにはアメリカ製の高価なスニーカーとアジア製の安価なスニーカーがありますが「NB1」でカスタム出来るのはアメリカ製の高価なスニーカーです。
そのためNB1のサービスは26,000円からとスニーカーにしては高額な価格設定となっています。
ちなみに日本で多く履かれているML574やMRL996はアジア製(中国やベトナム製)の為、NB1の対象モデルではありません。
- NB1のスニーカーは26,000円~
- NB1のスニーカーは全てUSA製
NB1でカスタム可能な品番の詳細
ニューバランス992:36,300円
ニューバランス992は長く復刻がされてこなかった品番ですが、ついに2020年待望の復刻。
実際にぼくも購入して愛用中です。
定番のグレーは即完売になるほどの人気で、992の復刻をどれだけ多くの人が待ち望んでいたのかがはっきり分かりました。
復刻と同時にカスタムも可能となり、2020年からは一気にニューバランス992を履く人が増えそうです。
ニューバランス574:26,000円
カスタム可能な品番の中で、一番日本人に馴染み深いのが「574」です。
574はポテっとした丸みのあるフォルムでニューバラスらしい見た目が特徴。
ソールはゴツゴツしており安定感のある履き心地です。
日本で販売されている574はほとんどがML574かMS574というアジア製のスニーカー。
NB1の574はアメリカ製のUS574なので、ML574と見た目は同じでも高額となります。
ニューバランスM997:32,000円~34,000円
997はNB1スタート時にはカスタム可能なモデルではありませんでした。
しかし、2019年にもともとカスタム可能だった998がサービス終了し、入れ替わる形で997がカスタム可能となったのです。
997は2019年最もニューバランスが力を入れている品番でもあり、997の新作モデルが次々に発表されています。
ニューバランススニーカーには珍しいカジュアル過ぎない見た目が特徴で、きれいめな服装にも合わせやすいです。
ニューバランス997S:34,000円
2019年新たにカスタム可能となった997S。
997S自体がニューバランスの中でも新しいモデルで、正直カスタム可能になったことには驚きました。
ちなみに、一般的に販売されている997SはUSA製ではなくアジア製。
そのため、価格はそれほど高くありません。
反対にNB1でカスタムできる997SはUSA製のため、一般的に販売されている997Sよりも価格が高くなります。
ニューバランス990v5:32,000円
2019年に発売スタートした最新モデルのニューバランスです。
ニューバランスが最も力を入れている990シリーズの最新作として、大きな話題となったモデルでもあります。
まだ、発売されたばかりと言うこともあり元々の価格も30,000円弱と高額。
カスタムモデルとそれほど、価格が変わらないので990v5の購入を考えている方はカスタムモデルも候補に入れると良いでしょう。
ぼくは990v5を発売日に購入したので、カスタムモデルには今のところ手を出していませんw
履き心地は抜群で、自分の中で一番頻繁に履くスニーカーとなりました。
※2019年よりカスタム中止となりました 300:26,000円
ニューバランス300も997同様「NB1」スタート時にはカスタムできなかった品番です。
300が追加されたのは、日本でNB1がスタートして1年後の2018年。
300は574や996など定番のニューバランススニーカーと比べるとローカットのため、どんな服装にも合わせやすいスニーカーと言えます。
通常店舗で販売されている300はUK製かアジア製がほとんどで、USA製の300はおそらくNB1だけでしか作れないでしょう。
履いている人が少ない品番でもあるので人とかぶるのが嫌いな人にはとくにオススメです。
※2019年よりカスタム中止となりました 990v3:29,800円
990はウォーキングシューズと街履きの間のようなデザインで好き嫌いが別れます。
見た目もソールにボリュームがあるため、履きこなすのが難しい靴かもしれません。
ただ、ニューバランスの中でも新しいモデルのため、履き心地はとても良いです。
ちなみに、ぼくはNB1のサービスが開始されてすぐに利用しましたが、990v3をカスタムしました。
カスタムする前に知っておきたいこと
実際に5種類のモデルをカスタムしてみましたが、モデルごとにカスタムの仕様が異なることが分かりました。
特にソールの違いは大きいです。
574では選べるソールの種類が4種類なのに対して、997、990、992は3種類、997は2種類です。
※時期によって選べるソールの種類は変わります
一度カスタム画面を見ると分かりやすいです。
もちろん、ネット上でカスタムするだけであれば料金は発生しません。
997、997S、992はウィズが選べない
靴には一般的なサイズの他にウィズと呼ばれる足の幅のサイズがあります。
997、997S、992ではDというサイズのみしか選択できませんが、574と990はDの他に2Eというサイズを選択することが出来ます。
Dよりも2Eの方が大きなサイズです。
Dでも問題なく履けると思いますが、日本人は幅広の足の人が多いと言われています。
そのため「2E」の方が履いた時に足が楽と言う人も少なくありません。
▼動画でもNB1について紹介しています!
ヒールに入れるサインは平仮名・カタカナはNG
ニューバランスのカスタムスニーカーにはヒール部分に自分の好きな文字を入れることができます。
この文字は平仮名やカタカナには対応していません。
数字とアルファベットの入力が可能となっています。
カスタムはスマホよりもPCのほうが断然「楽」
ニューバランスのカスタムサービスはパソコンでもスマートフォンでもどちらでも利用することが出来ます。
しかし、スマホ・パソコン両方のサービスを利用してみて、明らかにパソコンでのほうがカスタムが楽だと感じました。
スマートフォンでは色の選択など、とても操作しづらく反応も遅いです。
今後改善していくとは思いますが、現在ではパソコンでサービスを利用することをオススメします。
【カスタム例】こんな配色がカッコイイ!!
スニーカーのカスタムは正直時間を忘れる位楽しいですw
様々な方法でカスタムしてみましたので、これからNB1を利用する方は参考にしてみて下さい。
2色ベース
珍しい配色で人とカブることもなさそうなスニーカーが出来上がります。
つま先とNのマークをグレー、つま先から後ろを青で仕上げました。
単一色
一つの色に統一することで、ありそうでなかったニューバランススニーカーを作ることが出来ます。
画像のように一箇所だけ(ソールだけブラック)違う色を使用するのもオシャレです。
カラフルな配色
一般的には絶対販売されることがなさそうなデザインです(笑)
NB1だから、作れるスニーカーでしょう。
実際にぼくがカスタムした990
以下、ぼくがカスタムした990v3です。
白を基調として、ありそうでないデザイン、どんな服装にも合わせやすいようにカスタムしました。
ヒール部分には好きな文字を入れることが出来ます。
今回はカスタムした日にちの「0928(9月28日)」の数字を入れてみました。
発注から到着までの期間
ニューバランスのカスタムスニーカーは全てアメリカで生産されます。
そのため、注文して届くまでに少し時間がかかります。
今回ぼくが注文したスニーカーは9月28日に注文して10月14日に到着。
時期にもよりますが今回は16日間、約2週間程の期間がかかりました。
初めてのNB1にはとりあえず満足
今回初めてカスタムスニーカーに挑戦しましたが、満足のいくスニーカーが作れました。
デザイン、履き心地は期待通りで2足目3足目にも挑戦してみたくなります。
ただ、アメリカで生産されることもありニューバランスのカスタムサービスは価格が高め。
もちろん、価格相応の商品ですが、価格がネックで利用しない人も多そうです。
- MRL996
- M1400
- ML574
- M996
- M576
- M997
- M1500
- M998
- M1300