ソニーの「αシリーズ」のミラーレスカメラが発売されてから、cannon→ソニー、Nikon→ソニーと多くの人が乗り換えてきました。
そして、ぼくもその乗り換えた一人です。
キャノンの5Dmark3からソニーのα7Ⅲに乗り換えました。
カメラのメーカーを乗り換えるのって、レンズをたくさん持っていれば持っているほど大変。
ぼくも乗り換える直前までレンズのことで悩みましたが、結局キャノンのレンズを売って、そのお金でソニーのレンズを購入することにしました。
もちろんキャノンのレンズを売ったお金では足りないので、自腹きってます!w
ただ、乗り換えるにあたってCANNONのレンズの中でどうしても今後も使いたいレンズがありました。
CANNONのレンズと一緒にカメラは売ってしまっていたため、そのレンズを使うために、シグマから発売されているマウントアダプター「MC-11」を購入しなければなりませんでした。
今回はこのシグマのMC-11を純正のキャノンレンズで実際に使ってみた感想をまとめます。
シグマMC-11を使ってみて
シグマのMC-11について、まず知っておかなければならないことは、MC-11はシグマのEFレンズをSONYのカメラにつけるために開発された機材ということ。
つまり、CANNONの純正レンズをSONYのカメラに付けるために作られていないということです。
MC-11:シグマのEFレンズ(キャノンレンズ)をSONYのEマウントカメラにつけるために開発
とは言っても、ぼくも含めて多くの人がキャノンの純正レンズにMC-11を付けています。
そして、普通に使用できています。
ただ、シグマとしてはキャノンの純正レンズは正常に動作する補償はしていませんよ、という話です。
それを踏まえて、実際にMC-11をキャノンの純正レンズで使用した感想ですが、
- 写真は問題なく動作
- 動画は使い物にならない
こんな感じでした。
以下より詳しくまとめていきます。
シグマMC-11はキャノン純正カメラでも「写真」は問題なし
ぼくがMC-11に付けているのは、キャノンの純正レンズ11-24。
超広角レンズとして、とても優秀でソニーに変えた後も絶対に手放したくありませんでした。
当ページではこのレンズを使ってMC-11の動作確認をしていきます。
▼MC-11にCANONの純正レンズをつけて撮影
瞳AFは使える
まず、ソニーのαシリーズで最も画期的な機能の瞳AF。
これは問題なく使えます。
あとは連射。こちらも気になりませんでした。
ただ、オートフォーカスに関しては若干遅いと感じる場面も。
もちろんオートフォーカスは早いに越したことはありませんが、スポーツ撮影など特赦な撮影でなければ個人的には気にならない程度です。
MC-11でキャノン純正レンズは問題なく写真が撮れる
MC-11とキャノン純正レンズの組み合わせは動画では使い物にならない
ぼくは写真以外にも動画を撮影することが多くあります。
買ってすぐに分かったのですが、MC-11では動画撮影時オートフォーカスが全く使いもになりません。
動画撮影時にピント合わせをマニュアルでしか使わないのであれば、問題ないかもしれませんが、動画撮影時にオートフォーカスを使う人は注意が必要です。
シグマMC-11は動画撮影時オートフォーカスが使いものにならない
デメリット:MC-11分レンズが長くなる
当たり前ですが、MC-11を付けるとそれだけレンズが長くなります。
どうしようもないですが、大きなレンズになればなるほど長さが気になります。
愛用のカメラバッグが小さめの場合は、MC-11を付けた状態でレンズが入るか確認が必要です。
ちなみに、MC-11を使うレンズが一つの場合はつけっぱなしにしておくことで、通常のEマウントと同じ使い方が出来ますが、MC-11で使うレンズがたくさんあると、いちいち付け替えなけらばならないため、面倒だと感じました。
シグマMC-11とキャノン純正レンズの組み合わせまとめ
シグマMC-11を純正キャノンレンズで使用したレビューでした。
写真に関しては特に気になるところもなく、満足できるマウントコンバーターでした。
動画に関しては紹介した通りオートフォーカスが効かないので、自分にとっては使い物になりません。
今後のアップデートで動画の性能も改善されることを期待します!
シグマさんお願いします!