日本でも有名なNIKEやアディダスの人気スニーカーブランド。
そんな人気スニーカーブランドの中で忘れてはいけない存在が「ニューバランス」です。
NIKEやアディダスがスニーカーをアジアで生産をする一方「ニューバランス」だけはアメリカでスニーカーを生産。
ニューバランスはアメリカ内に5つの工場を持っており、1年間に約400万足以上を生産していると言われています。
ニューバランスはスニーカー作りの時間を大幅短縮
NIKEやアディダスがアジアに生産する場所を移した大きな理由はコスト、つまり「賃金」を安くするためです。
ではニューバランスはコストの高いままアメリカで生産を続けているのか、と思われるでしょうが違います。
NIKEやアディダスの競合が生産場所を移している間にニューバランスは別の方法でコストを下げました。
どんな方法でコストを下げたのかと言うと、
「作業を効率化してスニーカーを仕上げるまでの時間を8日間から3時間に短縮したのです」
ニューバランスはアジアなど賃金の安い土地に生産国を移してコスト削減をするのではなく、生産者の効率を上げることでコストを低くしたのです。
徹底的な効率化
ニューバランススニーカーの生産者はスニーカーに22.5秒しか触ることが出来ません。
その間にレザーの手縫いなど難しい作業をこなします。
一つ一つの作業を効率化することで一足にかかるコストを減らし、アメリカでの生産を続けているのです。
ニューバランスは自社の「職人の質」と「優れた製品」にとても自信を持っています。
550億ドルのスニーカー市場
スニーカー市場はとても大きいです。
NIKE、アディダス、ニューバランスの他にもプーマやコンバース、VANSなど様々なスニーカーブランドがあります。
競合ひしめくスニーカー業界の中でニューバランスは唯一USA製・UK製のスニーカー生産を実現。
他の競合ブランドと差別化を計っています。
アメリカでは主流?!ニューバランスのカスタムスニーカーも
日本のオフィシャルショップではまだ展開されていませんが、ニューバランスには、NB1というカスタムスニーカーのサービスがあります。
※2017年に日本でもサービスがスタート
ニューバランススニーカーの中でも人気の品番がカスタム可能で、実際にぼくも体験してみました。
ニューバランスは海外セレブも愛用するスニーカー
ニューバランスのスニーカーは一般的な人はもちろん、多くの著名人からも愛用されています。
特にメジャーリーガーの間では400人以上の選手がニューバランスのスニーカーを愛用しているとも言われています。
さらに、ケイト・スペードやジェイクルーなど世界的なファッションモデルとのコラボも実現。
ファッションシーンにはなくてはならない存在です。
今後もニューバランスに期待
このページの情報は海外のニューバランスのニュースを参考にして書き上げました。
日本にはない情報が多々あり書いていて楽しかったです。
ニューバランスのスニーカーがなぜ人気なのか?
アメリカ製の高額スニーカーがなぜあんなにも売れるのか?
少し分かった気がします。
今年も新しいモデル「247」の誕生や、「770」の復刻など、盛り上がりを見せているニューバランス。
今後の動向にも期待したいです。