ニューバランススニーカーの名称は996や1300など数字が基本になっています。
この名称である数字には基本的に小数点が付くことはありません。
しかし、このページで紹介する「M997.5」のように小数点のついた数字の品番がたまにあります。
M997.5はM997とM998が合体したスニーカー
997.5と聞くと997と998の間に実は存在していた幻の品番と思う人もいるはずです。
実際に工場から出てきた昔の品番を再現したモデルも発売されていますからね。
しかし、997.5は997と998が誕生してから何年も後に誕生したニューバランスの新しい品番です。
デザインは「997」 ソールは「998」
ではM997.5は一体どんな種類の品番なのか?
それはM997.5を観察してみるとすぐに分かりました。
まずM997.5とM997のデザインを比べてみます。
左がM997.5で右がM997。
色は違いますがスニーカーのデザイン自体はすべて一緒です。
横から見ても同じです。
ただ、2つのスニーカーをよく見るとソール部分のみ少し違うことが分かりました。
上の997.5には「ABZORB」と記載がありますが997には記載がありません。
では次に997.5と998を比べてみましょう。
上が997.5で下が998です。デザインは異なりますが、どちらのソールにも「ABZORB」と記載があります。
ニューバランスのスニーカーには様々な種類のソールがありますが「ABZORB(アブゾーブ)」はクッション性の強さが特徴のソールです。
ちなみに997では「ENCAP(エンキャップ)」と呼ばれる別のソールが使用されています。
M997.5はアメリカ製 ML997.5はアジア製
このページで紹介した997.5は「M997.5」と呼ばれるアメリカ製のものです。
しかし997.5の中にはアジア製の「ML997.5」や「WL997.5」と呼ばれるスニーカーも存在します。
アメリカ製のM997.5ではクッション性の強い「ABZORB(アブゾーブ)」と呼ばれるソールを搭載していまいましたが、アジア製のML997.5やWL997.5では「レブライト」と呼ばれる軽さを重視したソールが搭載されています。
履くと分かりますが履き心地は大きく異なります。
M997.5はとても珍しい品番で手に入れるのは難しいでしょう。
反対にアジア製の「ML997.5」や「WL997.5」であれば簡単に購入することが出来ます。
気になる方はチェックしてい見て下さい。