ぼくは普段ソニーのミラーレスカメラα7IIIとα7RⅣを使用しているのですが、二つのカメラとセットで頻繁に使用する単焦点レンズが「SEL55 F1.8」のレンズです。
元々、印象的なボケを出せるとして有名なレンズだったですが、ぼくが購入したのはつい最近。
実際に使用して、かなり満足度の高いレンズだったので、作例と一緒に紹介しておきます。
ソニーSEL55F1.8のスペック
発売日 | 2013年12月20日 |
開放絞り | F1.8 |
最小絞り | F22 |
フィルター径 | 49mm |
重量 | 約281g |
価格 | 現在の価格をチェックする |
このスペックを見て分かる通り、今回紹介する「SEL55F1.8」のレンズは発売からすでに5年以上が経ってます。
にも関わらず、いまだに多くのカメラマンに使用されておりソニーの純正レンズの中でも人気のレンズ。
また、写りはもちろん、レンズの軽さも特徴的で手軽にスナップ撮影が楽しめるのも、このレンズの魅力です。
小ぶりな見た目ですが、本当にクオリティの高いレンズでソニーを代表する単焦点レンズです。
本体に装着しても全体的にコンパクトに収まります。
SEL55F1.8の特徴
- 印象的なボケ
- 手軽にスナップ撮影ができる軽さ
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAの「Sonnar」とは?
このレンズの正式名称は「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」です。
名称の頭につく「Sonnar」は「ゾナー」と訳します。
Sonnarのつくレンズはカールツァイス製。
カールツァイス製のSonnarタイプという意味です。
と、言っても理解するのは難しいかもしれませんね(笑)
本当に簡単に例えるなら「ブランド」のようなものだと思ってください。
SONYの純正レンズの中にはGレンズ、GMレンズとありますが、それとはまた別の種類。
とにかくSonnarはカールツァイス社という、かなーり有名なレンズメーカーが製造している、それだけ覚えておけば良いと思います。
ソニーα7シリーズと55F1.8の作例
55ミリのレンズはカメラ市場全体で見ても、珍しい存在です。
50ミリのレンズはどのメーカーからも展開されていますが、55ミリの単焦点レンズはこの「SEL55F1.8」しかぼくは知らないほど。
珍しい画角のため、普通に撮るだけでも一般的なレンズとは差別化ができます。
なんとも言えない中途半端な画角がとても印象的です。
※写真はADOBI Lightroomにて加工をしています
コントラストが高いため、色を強調したカラフルなスナップ写真には特におすすめ。
また、開放でシルエットを活かした写真も印象的な撮影ができます。
やっぱりF1.8の開放が印象的
このページの画像はほとんどが開放(F1.8)で撮影。
SEL55F1.8の印象的なボケを活かす写真はやっぱり開放で撮るのが一番です。
55ミリの画角はちょっとだけ注意が必要
SEL551.8はポートレートにはもちろん、旅行時のスナップ写真にも最適なレンズ。
ただ一点注意したいのは思っているよりも望遠ということ。
ぼく自身、50ミリのレンズを愛用していた時期があったので、55ミリも違和感なく使えると思い購入しました。
しかし、自分が思っているよりも5ミリの違いは大きかったです。
購入して最初の頃は飲食店で料理を撮影しようとカメラを向けても、料理が入りきらないなんてこともありました。
購入を考えている人は、一度愛用のカメラに装着して試し撮りをすることをおすすめします。
SEL55F1.8のレビューまとめ
ソニーのSEL55F1.8は2013年に発売がスタートしたレンズですが、未だに大きな値崩れもなく、ソニーのαシリーズユーザーには人気のレンズです。
レンズは資産という言葉がありますが、まさに資産になるレンズ。
また、印象的なボケと個性的な画角が特徴で撮影を楽しくさせてくれるレンズでもあります。
購入を迷っている人には強くおすすめできるレンズです!