ニューバランススニーカーの上位品番であるM1400とM1500。
どちらも今でも生産が続けられているスニーカー界の名作です。
実はこの二つの品番にはほかの品番にはない面白い話があったりもします。
このページではそんなM1400とM1500の比較や誕生の歴史についてまとめました。
ニューバランスの購入を考えている人は参考にしてください。
M1400とM1500の違い
大きく異る見た目
ニューバランスのスニーカーは近い品番の場合、見た目が似ているデザインが多いです。
しかし1400と1500は見た目が大きく異なります。
1400は定番のニューバランススニーカーと似たデザイン。反対に1500は個性があり、あまり見かけないデザインです。
サイドの「N」マークの大きさ
1400は996や574と同じでNマークは大きいです。
反対に1500はNマークが小さくなっています。
実はあまり知られていませんが1500は1989年の発売当時とてつもない人気でした。その人気はどこのお店でも買えないほどだったと言います。
さりげなく小さなNマークとこれまでのニューバランススニーカーとは違う革新的なデザインが長い期間多くの人から支持される理由かもしれません。
ソールの分厚さ
ソールは1400に比べて1500の方が分厚いです。
そのため全体的なフォルムも1500の方がごつく見えます。
履き心地
個人的な意見になりますが、履き心地は少し似ていると思います。
1400、1500どちらも安定感とクッション性に優れており上質な履き心地と言えるでしょう。
ただ、1500の方が細身の作りで1400の方が幅広です。
幅広の足の人が多い日本人には1400の方が足に合ったスニーカーかもしれません。
1400よりも1500のほうが先に販売が開始されていた
1400と1500は履き心地に関することで一つの有名な話があります。
それが発売された順番です。
ニューバランスの品番は基本的には数字の低い順に発売されています。
以下 例です。
例
- 576→577→580→585
- 996→997→998→999
ただ、1400と1500は特殊で1500の発売の後に1400が発売されています。
開発自体は1400の方が先に行われていましたが、当時の技術では大量生産が難しとされ製品化までには至りませんでした。
その後1500の開発がスタート。結果、商品として世に出たのも1500のほうが先になったのです。
一時生産が中止された1400でしたが生産再開を強く望んだのは日本でした。
このページでも触れているように1400は幅広の日本人の足に合った作り。そのため一番1400の製品化を望んだのが日本だったのです。
今では日本で定番の品番ともいえる1400ですが、これだけ人気があるのには歴史的な背景も関係しているのです。
M1400はUSA製、M1500はUK製
M1400、M1500どちらもニューバランススニーカーの中では高額で基本的には20,000円以上です。
M1400はUSA(アメリカ)メイン。M1500はUK(イギリス)メインの生産国で、どちらもハンドメイドで丁寧に作られています。
このページで紹介しているのは「M」のつく1400と1500ですが、他にも女性用のW1400(アメリカ製)や安価なMD1500(アジア製)という品番もあります。
1400と1500を購入する前にはどんな種類なのかしっかり確認をする必要があるでしょう。
まとめ:個人的に好きなのはM1500
1400と1500についてまとめてみましたが、二つの品番には様々な違いがありました。
人によって好みは全く違うと思いますが、ぼくが個人的に好きなのはM1500のほうです。
理由は1400を履いている人が多すぎるというのと1500の個性的なデザイン。
人とは少し違ったニューバランスを履きたい人にはオススメの品番です。